- 商品名:銘菓 何丸
- 栗とクルミの2種類があります。小豆のそぼろで栗やクルミをくるんだあんを型で打ちました。
- 価格:178円(1個)
1,575円(8個入)/2,310円(12個入)/3,045円(16個入)/3,780円(20個入) - 販売期間:通年
- 賞味期限:5日間
十返舎一九の狂歌に
「儒は太宰(春台) 相僕雷電 武士真田 蕎麦に月見に 一茶、何丸」
というのがあるそうだ。文政7、8年頃刊行の「諸国正風俳諧士番付」という刷物によると、一茶は世話人、何丸は小結だった。当時の番付には横綱はないから、何丸の地位は、かなり高かった。
何丸は一茶より二歳年長、長野市吉田(北本町)に生まれ、はじめ書画の売買を職としたが、中年で商売をやめ、俳諧師となり、芭蕉七部集の最初の注釈書「七部集大鏡」の大著を完成した。和歌道の家元であった二条家から「俳諧大宗匠」の称号を賜り「芭蕉翁句解参考」など30冊もの出版物を残した。
「呑喰に春唱に命はつめじ朝霞」
余計なことに精力を便わず、猛烈に勉強し、俳人としても俳学者としても名をなした何丸であった。何丸翁顕彰保存会は何丸の遣著を3冊の本にまとめ刊行、学会に寄与している。
地元の菓子商二葉堂は文化元(1804)年の創業で、須坂藩の御用菓子商を営み、何度も藩主から表彰された名家である。
郷土の俳人を顕彰し、その業績を後世に伝えようと昭和四十六年に商標登録をし、「何丸」という和棄子を販売している。栗とくるみを餡にしたまろやかな二種類の打ち菓子で、中々上品で味わいのある銘菓である。菓子の正面に何丸の花押(サイン)を打出し、包装の、のし紙に何丸の俳画をあしらい、何丸の経歴と俳句をのせた栞が入っているもの嬉しい。
二葉堂の会長清水保男さんのお話では、平成元年に松江市で開催された全国菓子博覧会で、内閣総理大臣賞に輝いたという。今後もその栄誉を守り続けられ、ご精進を重ね、郷土の先人の偉業を偲ぶ信濃の銘棄として、頑張っていただきたい。